マーケティング知識ゼロの人間がサービスサイトのレビューをしてみた

現在転職活動中(無職ノースキル30代男性)で転職先について調べようとサービスサイトを見てみたら

「え~...」と素人が見ても大丈夫なのかこのサイト、と不安になったのでどこに不安を感じたのか整理します。

 

対象はB2B向けのとあるクラウドサービスです。

 

 1.ファーストビューがしょぼい 

しょぼい、と感じたのは以下の2点が理由です。

 

・ファーストビューに利用開始ボタンしかない

資料ないかな~、事例ないかな~、利用イメージがわかるデモページないかな~、問い合わせたいんだけど、、、という声には対応していない模様。

利用開始する気満々のユーザしかサービスサイトのトップページに来ない、という想定なんでしょうか。

競合のサービスサイトを3社見てみましたが、資料請求ボタンやデモ動画を見るボタン、何の入力もなしに見れるデモサイトへの遷移ボタンがあったりと様々な顧客の声に応える作りになっていました。

 

・メインイメージ上の文言が少ない

訴求したいことがないのかなと感じました。

 製品サイトなら製品の画像をメインイメージにしておしゃれな感じにデザインしたら文言少なくても訴求できるかもしれませんが、クラウドサービスは違うよね、という話。

 

2.導入事例の紹介数が少ない

 XXXXX社に導入済!という文言があるんですが、その割に導入事例の紹介数が片手で数えられるほどしかないんですよね。

不信感がわいて離脱しちゃうのでは、と感じました。

ちなみに比較対象とした競合サイトでは、いずれも20社以上の導入事例が紹介されていました。

 

3.欲しい情報がない、薄い、遠い

機能について調べようと思って探したところ以下のような体験をしました。

 

・トップページにざっくりとした説明はあるものの、機能ごとの詳細説明がない

・そもそも機能一覧紹介用のページがない

・なぜか料金プランのページに機能詳細ページへのリンクがあることに気づく

・リンクを踏んだら「移動しました」という文言と別ページへのリンクがある(せめて自動でリダイレクトしてほしい)

・マニュアルページに移動

という感じ。

 

使い方を知りたいわけじゃなかったのよ。その機能でできることや機能の利用イメージを知りたかったのよ。

 

まとめ

一言でいうと欲しい情報を提供しないくせに利用開始させたがるサイトだなぁという感想なんですが、なぜこうなっているのか考えると原因は以下のいずれかかなと思います。

 ・サービスサイトを訪れるユーザの欲求が切り分けできていない、理解できていない

・理解はしているけどやってる時間がない、体制が整っていない

・サービスサイト以外の集客で売上がたっている

 

これは余談ですが、競合のサービスサイトを見ていて、導入前後のサポート体制や導入までの流れ、導入にかかる日数の目安など、サービス自体の訴求だけではなく、サービス導入に関する悩みの解決ができることも訴求されていていいなぁと感じました。